建て替えようか?迷ってる方へ①
戸建て住宅の建て替えorまるごとフルリノベーションで迷っている方へ
「親から自分が生まれ育った住宅を相続した。」
「親との二世帯同居を検討している。」
「今住んでいる家が古くなってきたから新しくしたい。」
などなどそんなときには、
みなさん「建て替え」ようか?
「フルリノベーション」みしようか?
みなさん悩まれるのは仕方ないと思います。
ではでは建て替えとフルリノベーションの、コストやメリットを比較して
どっちが良いのかを考えてみましょう。
こんにちは。
建築士でもあり耐震診断士でもある松本です。
「建て替え」と「リノベーション」の違いを比較
まずは、建て替えとリノベーションの考え方の違いから見ていきますね。
メリットとデメリットもまとめてみました。
【建て替え】
現在の住宅を基礎からすべて取り壊して、新しい住宅を建築します。
メリット
・新築と同じように自由に設計できる
デメリット
・工期が半年近くかかる
・コストが割高
・税金がかかる
・土地によっては建て替え不可
【まるごとフルリノベーション】
基礎・柱・梁などの主要構造部は残して、
大規模な工事で間取りや内装などを変更します。
リフォームは古くなった部分を新しく修繕することを指しますが、
リノベーションは新築のように住宅に新たな価値を与えます。
まるで新しく家を建てたようにすることも、
古い梁などを活かした古民家リノベーションのように新しい魅力を与えることも可能です。
メリット
・工期が短い
・コストが割安
デメリット
・建て替えよりは設計の自由度が低い
・基礎の老朽化が進んでいると、補修に費用がかかる
建て替えとリノベーションで大きく異なるのは、
「基礎・柱・梁といった主要構造部を残すかどうか?」というところ。
リノベーションでは既存の構造をそのまま使うので、
コストや工期が抑えられながらも、新築のような住宅にできるというメリットがあります。
ただし築年数が古く、柱や梁などが傷んでいる場合は、
建て替えてしまった方がよいことも。家の状態を見て判断した方が良いので、
自分の家はどちらが適しているかわからないという方は一度ご相談くださいね。
次回はコスト面の比較について書きますね。
お楽しみに・・・
39リノベ
まつもと