古い家はなぜ寒い?冬の寒さ対策に窓リフォーム!
築年数の古い家に住んでいて、冬場の寒さ対策に困っていませんか。
古民家など、昔ながらの素敵な家はあっても、冬は暖房をかけてもなかなか暖まらない、冷え込みが厳しいと感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、古い家の寒さ対策の1つである窓リフォームについて解説します。
古い家はどうして寒い?寒くなる理由
古い家は、断熱性能が低く、冬場は暖房をかけてもなかなか暖まらないことが多いです。
では、なぜ古い家は寒いのでしょうか。
1:断熱材が使用されていない
古い家は、断熱材が使用されていないケースが多く見られます。
断熱材は、建物の外気温の影響を少なくし、室温を安定させるために重要な役割を果たしています。
しかし、断熱材が普及し始めたのは、1980年代以降のことです。
それ以前の古い家では、断熱材が使われていないことがほとんどでした。
2:単板ガラスが使われている
古い家の窓には、単板ガラスが使われていることが多いです。
単板ガラスは、一枚のガラスでできた窓ガラスです。
断熱性能が低いため、冬の寒さがダイレクトに室内に伝わってしまいます。
3:経年劣化による隙間
築年数が経つと、建物の木枠や窓枠が歪んで隙間が生じることがあります。
隙間から外気が入り込み、暖房の熱が逃げてしまうため、室温が下がってしまいます。
古い家の寒さ対策!窓リフォームで快適に
古い家の寒さ対策として、最も効果的な方法の一つに、窓のリフォームがあります。
窓は、家の外気の影響を受けやすい部分です。
窓のリフォームによって、断熱性能を大幅に向上させることができます。
1:内窓の設置
内窓とは、既存の窓の内側に新しい窓を取り付ける方法です。
二重窓にすることで、窓ガラスと窓ガラスの間に空気層を作り、断熱効果を高めます。
内窓の設置は、比較的費用を抑えることができるのも魅力です。
2:ガラス交換
窓ガラスを、断熱性能の高い複層ガラスに交換する方法です。
複層ガラスは、2枚以上のガラスの間に空気層や特殊なガスを封入することで、断熱効果を高めています。
ガラス交換は、内窓の設置よりも費用がかかりますが、より高い断熱効果が期待できます。
3:窓ごと交換
窓枠ごと新しい窓に交換する方法です。
断熱性能の高い樹脂製サッシやペアガラスを採用することで、より効果的に寒さを防ぐことができます。
まとめ
古い家の寒さ対策の1つに窓リフォームがあります。
窓は壁とは違い外気の影響を受けやすいので、寒さを防ぐには窓リフォームから行うことをおすすめします。
窓リフォームにもいくつか選択肢があるので、ご自宅の状況や予算に合わせて、最適な方法を選び、快適な冬を過ごしましょう。