新しく家を買う時、中古物件をリノベーションするのか?それとも新築を購入するのか?で迷う方も多いです。それぞれメリット・デメリットがあるので、迷うのも仕方ありません。
そこで今回は、『中古リノベーションと新築購入のどちらがよいのか?』メリットとデメリットをご紹介します。
2021年家づくりはじめたくなったら。そんなみなさんの少しでもヒントになれば嬉しく思います。。
中古リノベーションのメリット
まずは、中古物件を購入してリノベーションするメリットをいくつかご紹介しますね。
物件の選択肢が広がる
「この土地に住みたい」「今の子供の学校校区内がいい」「3LDK以上ほしい」など、家に対するさまざまな希望がありますよね。しかし住まい探しを新築に限定すると、希望通りのものがなかなか見つからないのが現状です。
もし、中古物件をリノベーションするのであれば、エリアや条件を絞ったとしてもかなり選択肢は広がります。内装や間取りは変えられるので、物件の条件だけ見ていけばよいからです。
コストダウンが可能
一般的には、新築より中古物件の方が、安い値段で売買されます。新築から15年以上経過すると価値は大きく下がることが多いので、条件の良い物件がお手頃価格で購入できる場合もあります。リノベーションにかかる費用を考えても、新築より20~30%安く済むということも多いんです。
自分好みにできる
マンションや建売住宅の場合、すでに間取りや内装が決められていることが多いです。そのため、住む人が建物に合わせて生活しなければなりません。
中古リノベーションの場合、新築同様内装はもちろん間取りを自由に変更することもできます。お部屋の一や大きさ、壁紙の色など、自分好みにつくれるので、満足度も高まりますよ。
中古リノベーションのデメリット
では反対に、中古リノベーションのデメリットも見ていきますね。
耐震補強が必要な物件も
中古物件を買うときに気をつけたいのが、地震への強さが重要です。昭和56年以前につくられた建物は、現行の耐震基準を満たしていない可能性があります。
ただし古い物件がすべてNGというのではなく、耐震診断や工事を行えば安心できる住まいをつくることは可能です。費用とのバランスを見て決めましょう。
(必ずお家の診断を受けてくださいね。)
断熱性能が低い
耐震基準と同様に、古い建物では断熱性能が低い可能性があります。冬の寒さでヒートショックの原因になったり、冷暖房が効きづらく光熱費がかさんだりするので、注意が必要です。
断熱リフォームで改善できることもあるので、新築もリノベーションもしている会社さんに相談をしてくださいね。物件探しの段階からその会社に関わってもらい、建物の状態を見てもらうのがオススメですよ。
(もちろんしつこい営業とかない会社さんを選んでくださいね。)
ローンの金利が高くなる
リノベーションにリフォームローンが利用できます。しかし、新築に比べて金利が高かったり、借入金額の上限が低かったり、返済期間が短いケースもあります。39リノベでは資金計画のご相談も受けているので、不安のある方は相談されてください。
新築購入のメリット
ここからは、新築を購入する際のメリットを見ていきましょう。
高性能な家が手に入る
新築の場合、住宅会社さんにもよりますが、はじめから耐震性能や断熱性能が高いケースが多いです。もしリノベーションで大掛かりな耐震・断熱リフォームが必要であれば、新築の方が安く済む可能性があります。
(Ua値の数字が大事ですが何よりC値の数字の方が大事)
こだわりが反映された家をつくれる
リノベーションの場合、構造によっては間取り変更に制約があることもありますが、新築なら構造に関係なく、自分好みの間取りをつくれるので、自分たちにあった間取りや家事動線など自分たちらしさを詰め込めますね。
税金の優遇や給付金がある
新築を購入すると、住宅ローン控除や住民税控除などが受けられます。また、すまい給付金で最大50万円が給付されるなど、タイミングによっては新築のみの優遇制度が受けられることもあるので、最新情報を要チェックです。
新築購入のデメリット
新築購入の際のデメリットも見ておきましょう。
価格が高い
やはり、中古物件と比べると、新築の方が価格が高くなるのが悩みどころです。
選択肢が狭まる
マンションや建売住宅の場合、100%自分たちの希望の間取りや内装をすべて満たす建物はないと考えていいと思います。特に、人気の校区や分譲地の土地になるほど厳しくなりますね。
まとめ
中古リノベーションと新築購入、どちらもメリット・デメリットがあります。最後に、それぞれどのようなケースが向いているのか?をまとめましたので2021年ヒントにしてみてくださいね。
《中古リノベーション向きの方はこんな人》
・校区にこだわりがある。
・なるべく安くマイホームをゲットしたい。
・コストを抑えつつも広さや希望の間取りや内装を叶えたい。
《新築購入向きの方はこんな人》
・予算に余裕がある。
・資産価値の高い物件を保有したい。
・自分たちらしいこだわりが強い。
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