リノベーションに適した戸建て住宅って?
家を購入する「新築を建てるか?」「中古物件を購入してリノベーションするか?」迷いませんか?新築に比べ、中古物件はお手頃価格で販売されていることが多く、魅力的ですよね。
しかし、すべての築古物件がリノベーションに適しているとは限りません。では、どういったものを選んだらいいのか?何が正解なのでしょうか?
今回は、リノベーションに適した戸建ての築年数の目安や、購入時の注意点、工事費の相場などをお伝えしますね。
リノベーションに適した戸建ての築年数は?
一般的に「築年数が30年前後」あるいは「昭和56年6 月以降に建築確認がとられた住宅」は、リノベーションに適していると言われます。その理由は、新耐震基準をクリアしており、耐震補強に多額の費用がかかる心配も少ないからです。
ただし築年数が古いからといって、すべての物件が耐震に不安があるというわけではありません。使用されている材料や保存状況がよければ、築古でも安心して住んでいただくことができます。築浅より価格が安いケースも多いので、うれしいですよね。
リノベーションする戸建て住宅購入時の注意点
中古物件は物件によって保存状況が異なるので、見きわめがとても大切です。では、中古物件購入時の注意点をいくつかお伝えしますね。
専門家に判断してもらう
いくらリノベーションに適した条件が分かったところで、素人では「この物件は欠陥がなくて優良」とは判断できません。やはり、専門家に物件を見てもらって、判断することが必要です。
物件によっては住宅ローンが組めない可能性も
物件によって、住宅ローンが組めない、もしくは融資額が著しく低くなる可能性があります。ただしこういった物件は販売価格が安いという魅力があるので、リスクを分かった上で購入できればお得なケースもありますね。
・再建築不可
建築基準法では接道条件といって「幅4m以上の道路に、敷地の2m以上が接していないと建物を建てられない」というルールがあります。この基準を満たしていないと、リノベーションで住む分には問題はありませんが、家の建て直しができないリスクがあります。
・要セットバック
隣接する道路の幅が4m以下の場合、将来的に4m以上の道路をつくれるように建物の幅が制限されます。場合によっては、減築が必要なこともありますね。
建物の構造によっては間取りの変更が難しいことも
面と面で支える2×4(ツーバイフォー)は、大幅な間取りの変更が難しい場合があります。もし、思い切って間取りを変更したいのであれば、在来工法の建物を選ぶ事をおススメします。。
戸建てリノベーションの工事費の相場は?
戸建てリノベーションの工事費の相場は、1,000~1,500万円くらいの価格帯になることが多いです。
39リノベのプランだとこのような工事費と内容になります。
物件購入費によって、かけられる工事費は変わってくるはずなので
バランスを見ながら検討してください。。
・980万円:内装や水回り設備を一式変えるようなプラン、増築や減築プラン
・1,200万円:1階まるごとリノベーション、断熱や耐震プラン
・1,780万円:一棟まるごとリノベーション(フルリノベーション)
戸建てリノベーションor新築どっちがお得?
結局のところ、「中古戸建て物件をリノベーションする」のと、「新築住宅を建てる」のでは
どちらがお得なのでしょうか。
費用面
リノベーションは新築とちがって、構造体や屋根、外壁などをつくる必要がありません。そのぶん1,000~1,500万円ほど費用が安くなることが多いです。ただし中古物件の状態が悪ければ、建て替えた方が安いというケースもあるんですよ。
工期
工期はリノベーションがトータルで6~8ヵ月、新築は8ヵ月~1年1ヵ月くらいかかります。お子さんの入学時期までに新居に引っ越したいなど、期間に制約がある場合、若干ですがリノベーションの方が短めです。
住みやすさ
築年数が古い家でも、きちんと手入れがされて構造も問題がないようであれば、リノベーション次第で長く住み続けられるでしょう。
逆に構造体が非常に傷んでいたり、耐震補強や断熱など費用がかかりすぎたりする場合、リノベーションより建て替えた方がはやいこともありますね。
まとめ
最初に築30年前後の戸建てならリノベーションに適しているとお伝えしましたが、やはり建物によって差があるので一概にOKとは言えません。中古物件をリノベーションするなら、まず物件の状態を専門家に判断してもらうことからはじめましょう。診断から設計、建築までワンストップで行える会社だと、スムーズに進むと思います。
39リノベでは、現地調査から建築まで請け負っています。
建物の状況やお客様のご希望に応じて、適切なプランをご提案できますので
ぜひ一度ご相談くださいね。
愛媛県西条市のリノベーション会社
39リノベ
松本